与多呂のゆば料理団体様でのお食事日光ゆばの歴史

生湯波料理
『ゆば』(湯波)は精進料理のひとつとして古来中国より伝わりました。京で精進料理として用いられていたゆばは、日光開山の折りに修験者達によって持ち込まれ、その消化吸収性と栄養の良さから修業に訪れる修験者達の貴重な蛋白源として欠かせないものとなったのです。

江戸時代には二社一寺へのお供え物としても収められ、時代の流れの中で洗練されたゆば料理は脈々と日光の料亭に受け継がれ、今日に至っております。

現代での「ゆば」は、その消化・吸収の良さと、豊富な栄養分、また栄養の割にまったくコレステロールを含まないという特性により、健康・美容食品としても注目を集めております。

日光に訪れた際は、是非いちど当店の『湯波料理』を御賞味くださいませ。